こんにちは!!
今回は東洋医学についてお話します。
東洋医学では「気」「血」「津液」の3つが身体を構成する上で必要だと考えられています。この3つは共に補いあって身体を保っていますが、1つでも欠けてバランスが崩れてしまうと身体に不調が現れます。
その中でも今回は「気」についてお話します。
皆さんは疲れやすかったり、イライラすることはありませんか??
これらの症状は気が関係しています。
気とはエネルギーのことを指します。気は身体の活動に関わり重要な物質です。例えば、身体を動かしたり、呼吸をしたり、体温を調節するなど生命活動に大きく関わってるため気が欠けると不調が現れやすくなります。
気はどうやって作られるのでしょうか?
①食べ物
食べ物を食べることで気を作るために必要な栄養素が作られます。
②呼吸
呼吸をすることで自然界の気(酸素)が身体の中に入ります。
この2つが合わさることで身体に必要な気が作られます。
気には大きく4つの種類に分けられます。
①元気(げんき)
元気は成長や発育に関与しています。この元気は食べ物や呼吸からは作ることが出来ません。生まれたときからあるもので、両親から受け継いだ物質から生まれます。
②宗気(そうき)
宗気は呼吸や発音に関与しています。食べ物から得られた気と呼吸で得られた気が合わさって作られます。
③営気(えいき)
営気は血液と一緒に血管内をめぐります。栄養が豊富な気なので活動をするために重要な気です。
④衛気(えき)
衛気はウイルスなどが身体に入らないようにバリアしたり、身体を暖めることに関与しています。
気は色々な種類があり生命活動をするために重要な物質になります。そのため、気が無くなると生命活動の終わりだと考えられています。
次回は気の働きや症状についてお話させて頂きます。
いまがわ整骨院・鍼灸院