今回は鍼についてお話させて頂きます。
みなさんは鍼治療を受けたことはありますか?
ほとんどの方は鍼治療を受けたことがなく、鍼のイメージとして痛そう、怖そうという方が多いです。
実際に初めて鍼を受けた方に聞くと、あまり痛くなかったと言う方が多いです。中には、鍼を打たれる感覚を感じない方もいらっしゃいます。
また、想像してたよりも痛みを感じたと言う方はあまりいらっしゃいません。
鍼治療が初めての方は注射針を想像される方が多いですが、整骨院で使用している鍼は0.2mmの細さで、ほぼ髪の毛と同じ太さです。
注射針のように液体を通す穴が必要ないため髪の毛ほどの細さの鍼を使用します。注射針と比べると1/3程度の細さになります。
しかし、鍼を身体に刺すため全く痛みがないと言うこともありません。
皆さんが想像しやすいチクッとした痛みは、鍼が皮膚を破るときに感じます。その時のチクッとすることを「切皮痛」と言います。
切皮痛が起こりやすい原因としては
①痛点にあたる
②術者の腕
③鍼を受ける方の感受性
①痛点にあたる
人には痛みを感じるとる痛点があります。身体が危険だと知らせるために皮膚には沢山の痛点があります。しかし、目には見えないほど小さいため避けることは出来ず、鍼が痛点に当たると痛みが走ります。
また、皮膚の場所によっても痛みの感じやすいところがあります。特に、顔面と手足は神経が集まっているので痛みを感じやすいです。
②術者の腕
術者の腕の良さによっても変わります。痛みをできる限り感じないように、術者も打ち方を工夫しています。鍼を打つ入れ方や皮膚の周りに圧をかけることなどで切皮痛を抑えています。
③受ける方の感受性
受ける方の感受性は人それぞれになります。そのため実際に鍼を受けてみないとわかりません。
痛みを感じやすい方、全く感じない方、切皮痛は感じなかったけど鍼が皮膚に入っているのがわかるとおっしゃる方など、人によって様々です。
感受性の傾向としては
①若い方のほうが感受性が高いです。
②受ける方の調子が悪いと感受性が高くなります。例えば、寝不足の状態になるだけでも鍼の感覚が少し変わります。
③精神状態によっても変わり、よく気分が落ち込むなどの心因的要因でも鍼に対して感覚が鋭くなります。
初めて鍼を受ける方が、鍼に対して怖いものだと思って受けることで痛みをより感じやすくなる場合もあります。
鍼治療は人によって感じかたが様々です。そのため、鍼治療を受けてみると印象が変わると思います。
お身体に不調がありましたら、是非いまがわ整骨院へご相談ください!!
いまがわ整骨院・鍼灸院