こんにちは。いまがわ整骨院鍼灸院です!
本日は接骨院、整骨院と整形外科の違いについてお話させていただきます。
1. 接骨院とは?
接骨院の役割と治療内容
接骨院(柔道整復師が運営)は、主に日常生活での怪我や、骨・関節・筋肉の不調を治療する施設です。たとえば、捻挫、打撲、骨折(軽度の場合)、脱臼などの外傷を中心に、手技療法や物理療法(電気治療や温熱療法など)を用いて治療を行います。接骨院の柔道整復師は、国家資格を持ち、医師ではありませんが、整形外科的な処置の一部を行うことができます。
特徴と利便性
接骨院の大きな特徴は、医師の診察がなくても治療が受けられる点です。予約が不要な場合が多く、平日夜遅くまで、または土日も営業しているところもあります。痛みや不調を感じた際、すぐに立ち寄れる気軽さが魅力です。
たとえば、「五十肩」で肩の痛みや可動域の制限に悩んでいる場合、接骨院では手技療法や運動療法を通じて、筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減させるアプローチがとられます。日常的に通いやすいことから、継続的な治療がしやすい点もポイントです。
2. 整形外科とは?
整形外科の役割と治療内容
整形外科は、医師が診察・治療を行う病院やクリニックで、骨、関節、筋肉、神経に関する病気や怪我の診断・治療を専門としています。整形外科医は手術や注射、薬の処方など、医師にしかできない高度な治療を提供します。たとえば、骨折の手術、人工関節置換術、関節鏡視下手術などの外科的治療や、MRIやX線を用いた精密検査が可能です。
特徴と利用のポイント
整形外科は、診断と治療の幅広さ、高度な医療設備が整っているため、複雑な症状や重度の怪我に対して最適です。特に、手術が必要な場合や、詳細な検査が求められるケースでは整形外科の受診が推奨されます。
たとえば、「五十肩」で強い痛みがあり、日常生活に大きな支障が出ている場合、整形外科では痛み止めの注射やリハビリの処方、さらには手術が検討されることもあります。症状の原因を詳細に突き止め、適切な治療計画を立てることができます。
3. 接骨院と整形外科の違いと選び方
どちらを選べば良いのか?
接骨院と整形外科の違いは、主に治療の範囲と提供されるサービスにあります。軽度の怪我や慢性的な痛みの管理には接骨院が適している場合が多く、重度の怪我や手術が必要なケースでは整形外科が適しています。
接骨院を選ぶべきケース:
- 軽度の捻挫や打撲、五十肩、ヘルニアなどの慢性症状。
- 予約不要で通いやすい、リハビリや予防的なケアを受けたい場合。
- 患者様とマンツーマンでしっかりと施術を受けられる。
整形外科を選ぶべきケース:
- 骨折や脱臼、関節の変形など、重大な外傷。
- 手術や注射などの医療行為が必要な場合。
- 痛みの原因が特定できない場合や、精密検査が必要な場合。
まとめ
接骨院と整形外科はそれぞれに強みがあり、症状や必要な治療によって選ぶべき場所が異なります。いまがわ整骨院鍼灸院では、軽度の外傷や慢性的な痛みのケアを中心に、患者さん一人ひとりに寄り添った治療を提供しています。自分に合った治療を見つけるためにも、まずはお気軽にご相談ください。症状の改善や健康維持に向けて、専門的なサポートをさせていただきます。