膝の痛みは年代によって原因が大きく変わります。同じ「膝が痛い」という訴えでも、10代と60代では考えるべき疾患がまったく違うため、年齢に応じた理解がとても重要です。ここでは、10代・20〜40代・50代以降の3つに分けて、それぞれの年代で多い疾患や特徴的な症状をまとめます。
10代に多い膝の痛み
①オスグッド・シュラッター病
成長期にスポーツなどにより脛骨粗面(膝の下の骨)に繰り返し負担がかかることで起こる炎症と腫れ、痛みを伴う疾患です。
②ジャンパー膝
成長期にジャンプやダッシュなどの繰り返しで膝蓋骨の下にある膝蓋腱に炎症が生じ腫れや熱感、動作時痛を伴う疾患です。
③半月板損傷
日常生活やスポーツ(ジャンプの着地、切り返し動作)で半月板(軟部組織)に傷がつくことです。
多くは損傷後しばらくすると腫れが出て引っかかり感や疼痛を伴います。
④前十字靭帯損傷
スポーツ外傷として頻度が高く、特にバスケットボールやサッカーなどで多いジャンプの着地やストップ動作、相手との衝突で発生する疾患です。
症状としては疼痛と腫れ、膝がガクッとする膝崩れ現象を伴うことがあります。
20代~40代に多い膝の痛み
●仕事・運動量の関係が多いもの
①腸脛靭帯炎(ランナー膝)
膝の外側にある腸脛靭帯と太ももの骨(大腿骨)が繰り返し擦れて炎症を起こし膝の外側が痛む疾患です。主にランニングや仕事でのオーバーユースが原因で進行すると日常生活にも支障をきたす可能性があります。
②鵞足炎
膝の内側下方にある鵞足という腱が集まる部分に炎症が生じる疾患です。症状としては階段昇降や立ち上がりに痛みが強く腫れや熱感を伴います。
50代以降に多い膝の痛み
①変形性膝関節
加齢や肥満などが原因で膝関節の軟骨がすり減り痛みを生じる疾患です。初期には動き初め、立ち上がり動作の痛みが生じ、進行すると夜間痛で眠れなくなったり、安静時痛を生じることもあります。
②関節水腫
関節水腫とは関節内の関節液が過剰に溜まる状態を指します。これは変形性膝関節症や半月板や靭帯損傷、感染症などが引き金となり発生します。症状としては膝の腫れや曲げ伸ばしの制限などが挙げられます。
年齢を問わず注意すべき危険な症状
もし以下の症状があれば整形外科での検査が必須です。
・膝が急に腫れ上がった
・体重をかけられないほどの激痛
・足にしびれがある(腰由来の坐骨神経痛の可能性)
・膝が動かなくなる(ロッキング)
基本の対処法
・使いすぎを減らす
・ストレッチの習慣化
・痛い時はアイシング
・太もも(大腿四頭筋・内転筋)の強化
・デスクワークの姿勢改善
・セルフケア(フォームローラーなど)
・体重管理
まとめ
膝の痛みは、年齢によって原因がまったく違います。
10代は「成長期の負担」
20〜40代は「使いすぎ・筋力バランス」
50代以降は「変形や筋力低下」
が中心で、それぞれアプローチも変える必要があります。
膝の痛みは早い段階で適切なケアをすれば改善しやすいので、症状の出方や年齢に合わせて対処することが大切です。
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