皆さま、こんにちは!いかがお過ごしでしょうか。
今回は、「頭痛」についてお話させていただきます。
頭痛には2種類あります。
一次性頭痛と二次性頭痛
・一次性頭痛 | 血管、神経、筋肉の機能異常による頭痛(片頭痛、緊張頭痛、群発頭痛) |
・二次性頭痛 | 脳腫瘍や脳卒中による器質的な頭痛 |
※今回は一次性頭痛についてお話しさせていただきます。
片頭痛:
ズキズキ感や脈打つような痛みが特徴で、男性より女性に多い。片頭痛は、頭の付近の血管や神経に異常が生じ、それが原因になり頭痛がでるとされています。また、随伴症状として吐き気、嘔吐、めまい、光過敏、音過敏などがあります。
片頭痛の原因として、以前は血管説というものが唱えられていた。
この説は、血管内のセロトニンの放出によって血管が収縮し、その後、セロトニンが逆に枯渇するために反動的に血管が拡張するというものであった。
しかし最近の研究によりますと、三叉神経血管説というものがあります。
この説によれば,何らかの原因で脳硬膜を中心とした頭蓋内血管に分布する神経終末が刺激され、 カルシトニン遺伝子関連ペプチドやサブスタンス P などの 血管作動性腸管ペプチドが放出され、神経原性炎症が起こるとされています。
緊張型頭痛(筋収縮性頭痛):
締め付けられるような頭痛や重りを乗せられたような頭痛などの症状があり、片頭痛ほど性差はなく、頭痛の程度は片頭痛ほどではない。その一方で、頭痛は慢性化しやすい傾向にあります。随伴症状として、片頭痛と同様の症状はあるが片頭痛より明確なものではない。また、緊張型頭痛は夕方に発症しやすく、ストレッチや入浴をすることで改善しやすくなります。
頭蓋周囲筋の活動亢進、過緊張のほか、中枢神経系の過興奮による交感神経性血管収縮や中枢神経
系の疼痛抑制系の機能異常が関与すると推察されている。
群発性頭痛:
群発性頭痛は、中年の男性に多く、痛みとしては片側の頭痛が多い。痛みの性質として、「目をえぐるような痛み」と表現され、毎日同じ時間に起こることが多い。随伴症状が特徴的であり,眼球結膜充血,流涙,鼻汁などが頭痛側に認められる。
発病のメカニズムは明確にされていないが、現在は 4 つの説が有力となっている。
①視床下部がトリガーとなる説
②神経ペプチドなどの変化による説
③内頸動脈の周囲に起源を求める説
④三叉神経の過剰興奮が副交感神経の活性化を起こすとする説
頭痛への対策
頭痛は、首や肩周りのトラブルから来るものも多いですが、全身の骨格の乱れからも頭痛が起こります。
まずは首肩周りの筋緊張を軽減させ、頭への血流の改善を行うことが大切になってきます。
セルフマッサージを行ったり、お風呂に入ることで血流改善が見込めます。
当院での治療は、全身の治療を行い、骨盤の歪みや猫背の原因を改善していきます。また、当院では、鍼治療も行うことができるため頭痛の改善も大きく望めます。
その他にも、頭周囲筋の筋緊張の緩和やしっかりとした睡眠、寝具のセッティングなども重要になってきます。
あなたの健康な日常を取り戻すお手伝いをいたします!
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